交通ルール啓発ブログ

 森田健作知事も臨席、八都県市合同防災訓練(千葉県会場)実施

八都県市合同防災訓練 2009 千葉県会場 例年実施される1都・3県・4政令指定都市(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・川崎市・横浜市・さいたま市・千葉市)の合同防災訓練「八都県市合同防災訓練」が先週一斉に行われました。
この訓練は、事前に各自治体が共同で「八都県市合同防災訓練実施大綱」を定め、同一の想定の下に各自治体が防災訓練を実施するというものです。今年は東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の首都直下型地震が発生したとの想定で行われることになり、千葉県は防災訓練(千葉県会場)を山武町の蓮沼海浜公園第一駐車場周辺で、9/5(土)に実施しましたので、その模様をお伝えします。

おれは知事だ!

森田健作 千葉県知事 千葉県が主体となって行われるのですから、千葉県知事が視閲することになります。
というわけで、今年4月に就任した千葉県初の「タレント知事」森田健作氏のお姿を初めて拝見しました。東京湾アクアラインを800円に下げるなど早くも辣腕を振るう一方で、知事選で「完全無所属」と公言していたが自民党に籍を置いていた(でも、今は自民党を離党したらしい)とか、剣士2段が自称であった(でも、初段は本当らしい)とか、様々な話題も挙がっていましたが・・・ま、失政をしない限りは期待はしてますけどね。お目に掛かった印象は、写真撮影に応じて頂けるなど大変気さくなお方に感じました。

千葉県警察 (広域緊急援助隊)

広域緊急援助隊 広域緊急救助隊とは、1995年に発生した「阪神淡路大震災」での警察(機動隊)の人命救助活動の問題点を踏まえ、警察においても大規模災害に即応でき、かつ高度の救出救助能力と自活能力などを持つ災害対策専門のエキスパートチームとして、平成7年6月に創設された組織です。現在、全都道府県の警察本部に約4700人の隊員がおり、千葉県警では県警第3機動隊・関東管区機動隊・交通機動隊・高速道路交通警察隊の隊員の中から所属長の推薦をもって編成しています。なお、隊本部は市川警察署に置かれています。
千葉県警察広域緊急援助隊 交通部隊

先行情報班として被災情報や交通情報を収集する役割を持つ、交通部隊の広域緊急援助隊員。訓練では毎回、土のうやコンクリートブロック等を障害物に見立てて、その上を走破するデモンストレーションを見せていました。行政機関だから国産バイクと思いきや、なんとイタリア製の競技用トライアルバイク「BETA Rev-3」。ナンバーやライト等の保安部品が付いていないので実際の災害現場では使われません。訓練のアトラクション用です。

千葉県警ヘリ かとり1号

会場の蓮沼海浜公園内に併設するホテル「蓮沼ガーデンハウス・マリーノ」に取り残された要救助者を救出する千葉県警大型ヘリ・かとり1号(アエロスパシアル社製AS322L1スーパーピューマ)。
千葉県警のヘリ救助では、隊員1名をウインチで降下させて要救助者を
ヘリに収容する訓練をおこなっていました。

千葉県警 広域緊急援助隊

併せて、地上からは屋上に取り残された要救助者をロープで下ろす訓練が行われました。指揮車の後部フックにロープをくくり付けて、隊長の合図で要救助者を乗せたソリ状の担架(バスケットストレッチャ-)を下し、最後に隊員が降下していきます。

八都県市訓練2009 千葉県警広域緊急援助隊 ウニモグ
千葉県警 ウニモグ インパネ 広域緊急援助隊はこの他に、交通部隊交通対策班の「高性能救助車(多目的災害活動車)」メルセデスベンツ・ウニモグU5000も参加していました。(会場内を通過しただけなので、活動中の写真はありません。写真右上は2007年の八都県市合同防災訓練、写真左は今年の千葉県警年頭視閲式にて撮影。)

陸上自衛隊 (第1空挺団・第1師団第1航空隊・高射学校ほか)

八都県市訓練2009 陸自高射教導隊 96式装輪装甲車.jpg 陸上自衛隊は、第1空挺団(習志野)・高射学校(下志津)・需品学校(松戸)・第1ヘリコプター団及び東部方面管制気象隊(木更津)の県内部隊の他、第1師団第1航空隊(立川)・横須賀の武山駐屯地業務隊など県外部隊も参加しました。
今回は、小生が直接観た第1空挺団の降下訓練と高射学校の炊き出しの模様を紹介します。
 陸上自衛隊第1空てい団

第1航空隊所属のUH-1ヘリから「蓮沼ガーデンハウス・マリーノ」へ、ロープを伝っての垂直降下(ラぺリング降下)を行う第1空てい団の隊員。千葉県警のAS322とは異なりUH-1には引揚げ用ウインチがないため、隊員は建物に繋がれたロープで地上に降り立ちました。

八都県市訓練2009 野外炊具1号

陸上自衛隊高射学校第1教育部(下志津駐屯地)が「野外炊具1号」で炊き出した「ハイゼックス包装食」(釜を用いない方法で炊く無洗米の「おこわ」)を、日赤千葉県支部が無料配布。頂き物にこう言っては何ですが、お世辞にも「うまい」とはいえません。非常時となれば味なんかどうでもいいとは思いますが・・・icon:face_embarrassed
会場の各所で「千葉国体2010」のラベルが入ったミネラルウォーターも配布していましたが、中身は地元の湧水ではなくて「出羽三山の天然水」でした。

八都県市訓練2009  第1空挺団 訓練には、今年も96式装輪装甲車(高射学校)と軽装甲機動車(第1空挺団)も参加。例年どおりならば災害区域の情報収集に用いられた・・・と思います。(小生がいた場所からは死角で見えなかったので、撮影は出来ませんでした。)

航空自衛隊 (第1補給処)

航空自衛隊 木更津基地 航空自衛隊第1補給処(ほきゅうしょ)は空自木更津基地に属し、空自が管理する需品(隊員への支給品)・火器・弾薬・車両・航空機・化学器材・施設器材・通信器材及び衛生器材の調達や保管、補給及び整備を担当する後方部隊です。
一方で毎年8月に「盆踊り大会」でグラウンドのみを一般開放している他は、施設の公開をしていない部隊でもあります。
陸自でなく空自、しかも兵站部隊で地上での災害救助活動訓練に参加するのは、非常に珍しい事例ではないでしょうか。

八都県市訓練2009  空自+救助犬協会
空自+救助犬協会 倒壊した建物の中に人が残されているのを災害救助犬が発見、第1補給処の隊員がエンジンカッターで壁板を切断して中にいた人を救出します。
更に災害救助犬が探索して他に人がいないことを確認したら、訓練は終了となります。

空自木更津基地 人命救助システム2型 こちらは、災害現場で使用する各種救助用機材を収納するユニット・ロード・システム(コンテナ)「人命救助システム2型」。
C-130H輸送機のカーゴに搭載できるほか、CH-47J輸送ヘリに吊り下げて空輸することができます。更にフォークリフト等の重機がなくても、設置している電動ジャッキで高さ160cmまで持ち上がることにより、平積みトラックの荷台に載せることも可能です。中にはエンジンカッターや油圧ジャック等の特殊工具や折畳式のリアカーも収納することができます。

山武市消防団

山武市消防団

建物から煙(訓練では煙幕)が上がったため、山武郡市広域行政組合消防本部の消防署員(黒の防火服)と共同で火災の消火に努める山武市消防団員(銀の消防服)。

NTT東日本 (通信レスキューバイク隊)

NTT通信レスキューバイク隊

【写真左下】競技用トライアルバイクでのデモンストレーション。
【写真右下】実際に使用されるNTT東日本の「通信レスキューバイク」、ホンダXR230(赤ボディ)とホンダSL230(銀ボディ)。緊急自動車とは認められていないので、パトライト(警光灯)はついていません。
【写真上2枚】「NTT東日本」のステッカーが貼られたXR230のリアボックスには画像伝送システムと衛星携帯電話等が収納されており、被災状況等の映像配信や通信衛星を介した通話ができます。

NTT東日本 衛星通信移動無線車 【写真左】「衛星通信移動無線車」(三菱キャンター)。避難所などで衛星通信を利用した臨時に設置した公衆電話の中継を行います。最大20回線の電話とインターネットが利用できます。
【写真左下】「移動電源車」(三菱キャンター)。NTTドコモが管理する無線基地局が停電した場合に通信等に要する電力を供給します。
【写真右下】「移動基地局車」(いすゞエルフ)。安否確認や被害状況などでNTTドコモ携帯電話の使用が増大した場合に備え、回線がパンクしないようにバックアップを行います。
ドコモ docomo

日本赤十字社

日赤 救護所

日本赤十字社(日赤)が設置するテント張りの簡易救護所。6床の簡易ベッドが設置されています。
大規模災害やガス発生事故野発生に一次的な患者収容を行い、医師によって治療や病院搬送の優先順位をつける「トリアージ」が行われることになります。

日本赤十字社  移動救護車

【写真左】「移動救護車」(いすゞエルフ)。患者2名が収容でき、救命医による治療が直接車内で受けられます。
【写真右】「国内型緊急対応ユニット」(日野レンジャー)、別称は
dERUdomestic Emergency Response Unit)」。コンテナ部は昇降式で、麻酔・抗生物質などの医薬品や外科用具など医療資機材の他に上記の簡易救護所用テントや診察台等を積載し、1日あたり150人程度の軽症・中等の傷病者への3日間の治療体制が可能となります。

殿下海水浴場会場・津波対策訓練

八都県市訓練2009 海保ヘリ 地震により津波が発生して引き潮により人が流されたとの想定で、海上保安庁(第三管区本部銚子海上保安部)・海上自衛隊・日赤・ライフセービングクラブが参加していました。
沖合に流された人を海上保安庁のヘリで引き上げるほか、ライフセイバーが救助して海岸に待機する日赤成田支部の救急車で搬送する訓練が垣間見られました。
海保の巡視船と海自の輸送船が見えましたが、はるか沖合に停泊していて識別は不可能・・・撮影も断念。
八都県市訓練2009 殿下海水浴場会場.jpg

バイバイ隊員さん。

バイバイ、隊員さん 防災訓練が無事終了して、各々会場を後にする関係者たちに出口で手を振る幼い男の子2名を発見。少年が手を振る度に皆さん手を振り返したり敬礼をするなど、和やかな風景が垣間見えました。
(撮影後、保護者の方にはネット上での公開をご承諾頂いております。)
少年と救助隊員

おまけ・・・

モリケン知事 ついでに申し上げますが、小生は「モリケン知事」にあることを密かに期待し、注目しておりました。
・・・そうです!

「夕日に向かって海岸を走るのか?」

です。
しかし、残念ながら小生の期待空しく、知事の職責を果たした後は子供の声援に手を振って応え、そのまま公用車に乗り込むと夕日の彼方へ「車で」消えていったのでありました。
(当たり前か・・・)


 トラックバック(0件)

トラックバックはありません。

         

本記事の内容に関連性がなく、送信元のブログに当サイトのURLが記載されていない場合は掲載されません。

If you sent ping that written except Japanese, master delete it.

 コメント(0件)

コメントはありません。

 是非コメントをお願いします。

本文と関連のないコメントや当ブログの紹介がないURLは掲載されません。

コメント用フィード