交通ルール啓発ブログ
「酒井法子事件」続報~ウィキペディアも「不穏な」動きを見せています。
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先般伝えた「酒井法子覚せい剤事件」。
昨日午後9時に酒井容疑者が自ら警察に出頭して逮捕された。
酒井容疑者は、6日間の「逃亡」生活の末に弁護士から「本人が出頭する」旨を、覚せい剤事件を捜査している渋谷署と家出人捜索願が出されていた赤坂署に連絡した上で、弁護士と親族、他1名に付き添われて「警視庁富坂庁舎」に出頭して逮捕状を読み聞かせられての通常逮捕を執行し、任意による薬物検査のための採尿等を行った後に捜査本部のある渋谷署に移送されて、被疑事実の確認をした後に女性被疑者用の留置場がある東京湾岸署で勾留、今後の取調べが行われているという。
ちなみに「警視庁富坂庁舎」は、文京区・豊島区の所轄警察署間と警視庁本部との警察活動における連絡・調整を行う「警視庁第5方面本部」、第5方面本部管内の交通取締を行う「警視庁第5方面交通機動隊」の他に、暴力団組織犯罪といわれる銃器事犯・薬物事犯を担当する部署「警視庁組織犯罪対策5課」が常駐する警視庁の分庁舎であることからも、「組織犯罪対策5課」が捜査指揮権を執るものと思われる。
酒井容疑者は、富坂庁舎において逮捕状の被疑事実を告げると「うん」と言ってうつむいて逮捕に応じ、渋谷署では「覚醒剤が私の部屋にあったことについては詳しくは覚えてないが、私の部屋に覚醒剤があったとすれば、その通り間違いありません」と供述しているとのことであるから、覚せい剤を使用していたことを認めているようである。
以上、事実関係においては終わり。
今回の事件で波及した出来事についても触れて、「一応」のまとめとしておく。
まず、一点目。
ネット上の百科事典を名乗っている「wikipedia(ウィキペディア)」の「酒井法子」に関する動きが、何やらおかしい。以下は「酒井法子」の「編集ノート」内「保護中」の項目でのやりとり。
「のりピーファン」を伺わせる人物ら(もしくは同一人物、wikipediaでいう「ソック・パペット」)が今回事件の事実関係を記載することを阻止するかのような、冷静さを欠いた稚拙なやり取りがされているようだ。更に範囲は不明ながらも「酒井法子」の項目を削除することを示唆しているところをみると、今後大きな動きがありそう・・・これは今後の注目としておく。
更に、もう一点。
今回の事件で、酒井容疑者が主演した裁判員制度広報ビデオの公開と貸出の「自粛」を最高裁判所が決めたことは既にご存じのことと思う。
この最高裁の判断に異を唱える、著名なコラムニストのブログ記事が目を惹いたので紹介したい。ブログに筆者の許諾があったので全文掲載する。
私は批評家、ノンフィクションライターをしております。
最高裁は酒井法子主演、故・原田昌樹監督の裁判員制度広報用映画『審理』の配信及び公共施設での貸し出し、および上映活動の中止を決定したというニュースを知りました。
私はただいま、ライターとして原田監督の遺された言葉を集め、関係者の証言をいただいた本を作っております。その過程で、原田監督の遺作である『審理』は癌で余命を宣告されていた中で、命を刻むようにして作っていった作品であることを知りました。毎日撮影が終わると、監督は自宅で倒れていたといいます。それでも、撮影現場の誰一人重い病気だと気づかなかったぐらい、気力を限界まで振り絞って作られたのです。
出来上がりは壮絶さのかけらも見せず、裁判を描いて、ここまで心がやわらかくなる映画が他にあっただろうかというようなテイストで、酒井法子演じるごく普通の主婦の視点で、裁判員制度に臨む人たちに、人が人を裁くのではなく、罪を裁くのだということをわかりやすく説いていました。
原田監督が生きているときにはまだ行われていなかった裁判員制度における法廷、つまり「未来法廷」。そこを描くということは、監督からいまの時代に放たれたメッセージ。
それが、こんな形で「封印」されてしまうなんて。
裁判員制度の第一回法廷が開かれた直後という、ある意味一番タイムリーな時期に、こんな「未来」が待っていたなんて。
酒井法子さんは原田組最後の主演女優でした。
覚せい剤の有罪性について論議があるのは知っています。でも、もし容疑が本当なら、酒井さんには、こういう影響がある立場の仕事なのだということに、もっと自覚を持ってもらいたかった。少なくとも、そういう信頼があっての上でのキャスティングだったと私は聞いています。
でもその前に、容疑の段階でのこの措置は、公平な裁判について描く広報映画への措置として、他ならぬ最高裁が、性急に下していい判断だったのでしょうか。
そのことを、疑問に思います。
また、作品そのものと出演した役者、制作に携わったスタッフの私生活とは区別して考えるべきではないでしょうか。
そしてこの作品を、最高裁が制作した作品として、歴史から消してしまうようなことに、もしなったとしたら、とても悲しいことです。今回の公開中止はあくまで一時的な措置であることを祈ります。
『審理』公開停止への疑問 - 切通理作 中央線通信
状況が違うので単純に同一に括ることはできないが、市川昆が監督した記録映画「東京オリンピック」が「芸術性を強調するあまり正しく記録されていない」との当時のオリンピック担当大臣・河野一郎の発言で、山岸達児に素材を再編集させて「オリンピック東京大会 世紀の感動」という別の映画を作らせたのと全く似た構図に感じる。
すなわち、官公庁が公費を支出して作らせた表現物を公表する基準とは、「作品性」よりも「官僚の体裁」や「為政者の価値観」に左右されやすいという訳だ。覚せい剤で逮捕された芸能人が芸能界に復帰する期間は、執行猶予判決の確定後、あるいは服役し終えてから早くともおよそ2年・・・その間は公表されない可能性が高い。「かの女性」が芸能界に復帰することを断念すれば「お蔵入り」となるのは間違いなく、永久に見ることはできないであろう。公表を取りやめた官公庁の判断に、著作権でいう「著作権者(同法16条・映画監督はこれにあたる)」や原因をつくりだした「かの女性」以外の「実演者(同法91条・俳優や女優はこれにあたる)」の作品に対する想いなど、法に規定していない事は顧みられているべくもない。
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