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護衛艦はつゆき(DD-122)乗艦記~装備する兵器を一挙紹介!の巻
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前回記事で話したとおり、「たなぼた」で護衛艦「はつゆき」の体験航海に参加することが決まった小生。 いよいよ、大海原(・・・ではなく東京湾 )に向けて出港です。 |
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受付で「当日乗艦券」に氏名・住所・連絡先を記入し後部デッキに架かっているタラップから乗艦します。乗艦券を乗務員に渡すと、「はつゆき」艦長の挨拶が書かれたパンフレットと船酔いに備えて市販の「エチケット袋」が配られます。キャンセルで乗船できたといっても何百人の招待客で甲板はあふれかえっている状況・・・人波をかき分けて艦橋を目指します。 途中で、出港もしていないのに早くも「気分が悪い方がいるので道をあけて下さい」との声が。護衛艦に乗りたくても乗れない方もいらっしゃいますし、何より乗務員の方に迷惑をかけます。揺れに弱い方は乗艦する前に取り止める判断をお願いしたいです。 |
こちらが「護衛艦はつゆき」の艦橋です。
出港の手順ですが、OPS-20航海レーダーのモニター(写真左下)で近くを航行する船を確認して報告、同時にGPSに目的地の緯度経度を入力します。そして機関室に機関出力を指示して、午後1時30分に艦は動き出しました。
岸壁を離れた後に操舵手(写真左上の左端の人)が方向転換して出港(写真右上)。船橋港から三番瀬を右手に見て船橋航路の突端(葛西沖)まで来たら取り舵(左舷旋回)で転回、船橋港に戻る2時間ほどの航海です。見物客が多く、私語が飛び交う狭い中で黙々と出港の準備をする乗務員の人たちの冷静さには、本当に頭が下がります。
順調に東京湾内に入ったところで、艦内を詮索することにしてみました。
護衛艦「はつゆき」の兵装
短SAMミサイル発射機(Mk.29ミサイルランチャー)
元々は空対空迎撃ミサイルである「AIM-7スパロー」を、艦対空に改良した迎撃ミサイル「RIM-7シースパロー」8発を装填するランチャー(発射機)。西側諸国では標準的な艦対空ミサイルである。
自衛隊ではシステムの別を問わず「対空短距離ミサイル」を「短SAM」と総称しており、「シースパロー」も海自では「短SAM」と呼ばれている。艦後部甲板ヘリポート下に1基設置している。
ミサイルの長さ:3.594mm、直径:203mm、重さ:224kg、射程距離:25km。
写真のミサイルは訓練ミサイルで、展示用にと目と口を付けている。(シャークティース)
68式3連装対潜短魚雷発射管(HOS-301)
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アメリカ海軍の「Mk.32魚雷発射管」をライセンス生産。1立方センチ当たり70~140kgの高圧空気で魚雷を発射する。発射機の向きを変える場合は電動操作ではなく、人力で旋回。 使用する「73式魚雷」と「Mk46MOD5」は、魚雷先端部分からアクティブ・ソナービームを照射しスクリュー音等を探知して目標を捕捉、自動追尾する「アクティブ・ホーミング」が採用されており、射程距離は6~7km。艦中央左右両舷にそれぞれ1基ずづ設置している。 |
SSMミサイル(RGM84・ハープーン対艦ミサイル)ランチャー
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1975年からマクドネル・ダグラス社が生産しはじめた対艦ミサイル。西側諸国で最も多く使用され、艦対艦の他に「潜対艦」・「地対艦」・「空対艦」の改良型も存在する。 発射に際してはミサイルの入った運搬ケース(キャニスター)ごとランチャーに設置され、翼は折畳可動式で発射後に組立られる仕組みになっている。 誘導方式は発射時にあらかじめ敵艦の位置などの情報をインプットしておき、自立慣性航法で目標に接近、目標へのアプローチはレーダー照射によるアクティブ・レーダーホーミングを利用。射程距離はおよそ110km。艦中央左右両舷にそれぞれ1基ずづ、「3連装対潜短魚雷発射管」の上部に設置しています。 現在は設計の古さから海自の主流は「90式艦対艦誘導弾」に、米海軍の主流は核搭載も可能な多目的巡航ミサイル「トマホーク」に移行している。 本艦とは関係ないが、下のGIFアニメは米海軍駆逐艦「ソーン」から発射される「ハープーン」。 |
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ファランクスCIWS
当ブログでは「護衛艦ひゅうが」で既出の、CIWS(近距離防空システム)搭載型対空機関砲。目標となる敵対艦ミサイル等をレーダーが探索・追尾、自動管制で「M61A1ガトリング砲」の6つの銃身が回転し20mm弾を発射して撃ち落とす。
最大射程は4500m・有効迎撃距離は550m・発射速度は1分間に3000発・弾倉には1000発の機銃弾が搭載可能である。
「はつゆき」には、この「ファランクス」を艦右左舷中央部にそれぞれ1基装備している。
アスロック対潜ミサイル(SUM)ランチャー
ミサイルと魚雷の性能を併せ持つ対潜兵器発射機。弾頭は73式魚雷やMk 46Mod5魚雷等の短魚雷で後部に推進用ロケットモーターを装着する。水面でなく上空に打ち上げ魚雷では到達できない距離まで飛ばし、目標の敵艦船の直近で高度と速度を落として着水のショックを和らげるためにロケットモーターを切り離してパラシュートを開く。水中に潜った後は魚雷と同様に「アクティブ・ホーミング」で敵艦隊を補足・追尾して撃破する。射程距離は900ヤード(823メートル)から10000ヤード(9144メートル)までと広範囲で利用できる利点を持つ。
「はつゆき」には8門の発射機を1基装備する。
76mm単装速射砲(コンパクト砲)
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「軍艦」の主砲、つまり対艦砲と誤解されやすいが、西側諸国の駆逐艦に多く採用された「対空」速射砲である。イタリアのオート・メラーラ社が開発し、日本では日本製鋼所がライセンス生産をしている。62口径の砲身から1分間に10~100発の76mm砲弾が発射できる。 砲塔はFRP(強化プラスチック)製で自動給弾方式により砲塔内は無人、直撃による被弾があっても人的被害が軽減するよう設計されている。小型軽量で基準排水量が100トンにも満たない艦艇でも装備が可能、更に銃身を冷やす冷却水として海水を使用できる。 |
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)に向けて出港です。





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