交通ルール啓発ブログ
事件史探訪記 ~ 府中三億円事件・前編 ~
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先日の当ブログで1968年(昭和43年)12月10日に東京都府中市で現金3億円が消えた「現金輸送車強奪事件」、俗にいう「三億円事件」を取り上げましたが、襲われた現金輸送車の輸送ルートと実行犯の逃走ルートをストリートビューで見ているうちに、「そういえばルートを実走したことないなぁ、前に府中刑務所の北壁に行ったのは15年以上前だし・・・」と思いだし、それならば先日購入したヤマハ製の白いバイク"シグナスX"の慣らし運転を兼ねて日曜日に辿ってみようと思い、事件発生の年に生まれた「エフジュー☆ライダー」が行ってきました。
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まず、日本信託銀行国分寺支店が「あった」本町商店街(国分寺市本町2丁目)にやってきました。「あった」というのは、日本信託銀行が三菱信託銀行に吸収合併され2001年に支店閉鎖・建物解体されたためで、2年後の2003年2月に1Fがコンビニ(ローソン)、2Fがファミレス(サイゼリア)、B1Fがまんが喫茶(あっとかふぇ)の入居する10階建マンション(第7千代鶴ビル)が旧銀行支店の跡地に建てられています。 早速、跡地を写真を撮ろうと思ったら・・・ で、電池が切れてるっ! ![]() 仕方がないので、目の前のまんが喫茶に入って充電することにしました。(写真中の看板があるところ) |
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地下にあるまんが喫茶に入ると、料金は2時間セットで500円なり。数年前は1時間で500円くらいが相場だったと思いますが、随分安くなったものだなぁ・・・と感慨に耽ってしまいました。 充電の間に、小生が最近もっとも嵌(はま)っている何ともコアな三億円事件追及ブログ"アナロ・ブログ"で情報を再確認。このブログは先日も紹介したとおり、情報量の多さは他の追随を許さないと思わせるほど充実、歴史ミステリーが好きな人にお薦めのブログです。 |
さて、今回辿っていくルートですが、現金輸送車が出発したこの場所からスタートし、強奪犯行現場(第1現場)はもちろんのこと、実行犯が白バイに乗り換えたとされる東八道路建設予定地(第3現場)、現金輸送車から逃走用カローラを乗り換えた武蔵国分寺址(第2現場)を経て最後の目撃場所までにしました。本当は逃走用のカローラが発見された小金井市・本町団地も考えていたのですが、想定外の時間のロスに加え発見された場所がピンスポットで確認できなかったため、今回は時間切れで泣く泣く断念しました。また次の機会があれば行ってみたいと思います。
それでは、まず現金輸送車のルートを振り返ってみましょう。
銀行を午前9時15分に出た現金輸送車は、中央本線の高架橋(写真1)をくぐって国分寺街道を南下する。(写真2)
府中市に入り明星学苑前交差点を右折(写真3)、学園通りから府中刑務所北側を西進し武蔵野線を通過して午前9時半に東芝府中工場北門に到着する予定であった。(写真4)
今回初めて国分寺街道を走ってみたのですが、事件当時の映像の印象とは異なり極めて道幅が狭いです。歩道がないので、歩行者が歩くと路線バスは中央線を越えてしまいます。目測で片道2.5メートルほどでしょうか。やっぱり実走してみないと分からないものです。余談ですが、写真1の電柱にある「山田質店」の電柱広告は、上記の事件直後の映像でも見ることができます。
次に実行犯の動きを見てみたいと思います。

現金輸送車の前方を先行していた実行犯は、現金輸送車の輸送ルートから離れて脇道の一方通行路を逆走して進入(写真5・6)、府中市栄町2丁目の空地(現・栄町交番前交差点)に停めていた偽装白バイに乗り換えて、学園通りを通過する現金輸送車を待ち受ける。(写真8)
写真7で見て分かるように、実行犯が進行した「裏道」は幅員が2.5メートルほどの狭い生活道路。仮に単独犯なら猛スピードで駆け抜けなければならず、通勤時間が一段落した住宅地ではエンジン音で異常に気付いた人も多かったはず・・・。
余談になりますが、第3現場の空地は東八道路(都道3・2・2号線)の建設予定地で土地収用が行われていた場所ですが、東八道路自体は騒音などの住環境悪化を懸念する周辺住民の反対などで着工が遅れ、同地区が開通したのは3億円事件発生から30年以上経った1999年7月のことでした。
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現金輸送車の後方に付いた"偽装白バイ"は、府中市晴見町3丁目の府中刑務所北側に差し掛かると現金輸送車を停止させます(写真9)。「支店長宅が爆破されました。この車にもダイナマイトが仕掛けられているかも知れない。」と言ってダイナマイトに見立てた発煙筒に着火し、「あったぞ、離れろ」と叫ぶと行員らは慌てて逃げ出します。行員の一人は現場から100メートル離れたゴミ収集箱に隠れたそうです。(写真10) その間に実行犯は現金輸送車に乗り込み、まんまと強奪していきました。 停止場所は当時あった府中刑務所の監視塔の直下。現在は監視塔は撤去され、監視カメラが設置。コンクリートむき出しの塀は、事件後痕跡を消すかのように町名になぞらえて"晴天"を思わせるパステルブルーのペイントがされた後、現在は白いパネルがはめ込まれています。 |
強奪した実行犯の逃走ルートも辿ってきました。その模様は次回にて。
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ついに発掘!!四半世紀後の現場を往く - Mont.Akagi写真館
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コメント(1件)
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こんばんは。
先日はトラック・バック、失礼いたしました。
まんか喫茶・・というよりネットカフェですか、
画面に当方のブログが写ってるのがなんとも笑っちゃいます(笑)
宣伝までしていただき、ありがとうございます。
しかし、写真がお上手ですね。
信託銀跡のローソンのアングルなど、感心しました。
続きも楽しみにしております!!